本校の学区は、富士宮市街地より北に13㎞離れたところに位置しています。東に富士山、西に天子山系を控え、南に駿河湾を眺望し、北は酪農地帯である朝霧高原に続いています。また、富士山麓湧水を主水源とする芝川水系の多くの支流が清流を成し、アマゴやニジマス等を育みながら伏流水とともに名勝「白糸の滝」を形成し、地名の由来となっています。かつては芝川のりが繁茂している情景も見られていました。気候は市街地に比べ夏季清涼、冬季寒冷であり、梅雨時や雨天時には白糸の滝を境にして濃霧が発生します。
清流から姿を消してしまったアマゴやニジマスの姿を再び見たいという願いや、白糸地区の観光面でのイメージアップを兼ねて、芝川漁協がアマゴやニジマスの放流を近隣の河川で行っています。本校でもこの主旨に賛同し、芝川漁協本部、支部の協力を得て、アマゴの放流を内野地区の芝川で実施しています。校内の池でアマゴを飼うこともしています。以前はニジマスを飼っていた時期もありました。また、もう一度芝川のりを復活させようと富士宮市(農業政策課食のまち推進室)と日本大学の連携による研究が行われ、本校でもその研究に触れながら学習を進めています。
平成28年には「いいな故郷は、守ろう原睦み会」の取組であるこどもから高齢者までが参加し活動する「協働の邑」が、静岡県の「ふじのくに美しく品格のある邑」に選ばれ、様々な活動へのこどもの積極的な参加が期待されています。この年から開催されている「富士山白糸平成棚田祭り」には、行燈にふるさとの絵を描くことで参加しています。平成棚田とは、県営圃場整備事業により平成元年から平成19年にかけて完成した大規模圃場です。そこでは、白糸コシヒカリをブランド米にすべく地域の方々が生産に励んでいます。他にも、地域の方々は水かけ菜・トウモロコシ栽培やマス釣りなどの農業振興や景観形成に取り組んでいます。
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